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楽天市場の実売価格(2026年8月時点)を比べると、シロカ「おうちシェフ BLENDER」SM-S151とレコルト「自動調理ポット ラージ」RSY-3の差はわずか110円です。シロカが17,820円(コジマ楽天市場店・送料無料)、レコルトが17,930円(ひかりTVショッピング・送料無料)で、レコルトはシロカの約1.006倍。当サイトで比較してきた組み合わせの中でも、価格差がとりわけ小さい2台です。
これだけ価格が近いと中身も近いだろうと思いたくなりますが、公式サイトの仕様を並べると、容量の公表のされ方から本体の高さ・質量まで、設計の方向はかなり違います。とくに容量は、どちらの仕様表にも「800ml」という数字が出てくるため一見一致して見えますが、レコルトはモードによって800mlと1,000mlという2つの数字を使い分けています。本記事は両社が公式サイトで公表している数値のみを比較の根拠にしており、販売ページに書かれた口コミやレビューは扱っていません。どちらの実機も手元にないため、使い心地や仕上がりについても扱っていません。
結論:差110円では決められないので、高さ9.7cmと作れるもので選ぶ
価格差110円(約1.006倍)ではほとんど選べません。 公式スペックで方向が分かれるのは次の4点です。
- 薬膳・こうじ・ヨーグルトなど発酵系メニューを使いたい人 → シロカ SM-S151。オートメニュー12種類の中に薬膳・こうじ・ヨーグルトが含まれます(レコルトの調理モード7つにはこの3つはありません)。
- スムージーを温度帯で使い分けたい人 → シロカ SM-S151。フローズンスムージー・スムージー・ホットスムージーの3段階がオートメニューに並びます。
- 冷たい飲み物を一度に多めに作りたい人 → レコルト RSY-3。ジュース/CLEANモードで約1,000mlまでと公式に明記されています(シロカはHOT/COLDの容量を分けて公表していません)。
- 置き場所の高さに余裕がなく、出し入れの負担も軽くしたい人 → レコルト RSY-3。高さ約26.3cmでシロカ(約36cm)より9.7cm低く、質量も約1.3kgでシロカ(約2.5kg)より軽い設計です。

どちらの仕様表にも「800ml」という数字が出てきますが、レコルトはそれとは別に「冷たいものは1,000mlまで」という数字も公表しています。同じ800mlでも指している範囲が違う点は、比較表を見る前に押さえておくと迷いにくいです。
公式仕様の一覧:「800ml」という表記の中身が違う
| 項目 | シロカ SM-S151 | レコルト RSY-3 |
|---|---|---|
| 実売価格(楽天市場・2026年8月時点) | 17,820円(コジマ楽天市場店) | 17,930円(ひかりTVショッピング) |
| 容量(公表のされ方) | 800ml(HOT/COLDの区別記載なし) | 約800ml(加熱系6モード)/約1,000ml(ジュース/CLEAN) |
| 消費電力 | ヒーター800W/モーター260W | 600W(加熱系モード)/130W(ジュース/CLEAN) |
| 本体寸法(幅×奥行×高さ) | 約18×15×36cm | 約18.2×13.5×26.3cm |
| 質量 | 約2.5kg | 約1.3kg |
| メニュー・モード数 | 12種類(オートメニュー) | 7つ(調理モード) |
| 加熱温度 | 約90℃以上(調理時) | 約80℃キープ(保温時・最大30分まで追加加熱) |
| 定格時間 | 10分(4分運転・2分停止の繰り返し使用) | 公式に記載なし |
| コード長 | 約1.2m | 公式に記載なし |
| ブレード | 8枚刃 | 8枚刃(チタンコーティング) |
| カラー | ホワイト/ダークグレー(色記号の公式記載なし) | クリームホワイト(W)/ナチュラルブラック(BK) |
| 発売時期 | 2025年12月3日(現行品) | 公式ページでは確認できませんでした |
※実売価格は2026年8月に楽天市場(シロカ=コジマ楽天市場店、レコルト=ひかりTVショッピング、いずれも送料無料)で確認した金額です。
※容量欄はシロカが800mlの一つの数値、レコルトはモード別の約800ml/約1,000mlの二本立てです(詳細は本文で解説)。
※消費電力はシロカが部位別(ヒーター/モーター)、レコルトが場面別(加熱系/ジュース・CLEAN)の表記のため、単純比較していません。
※加熱温度はシロカが調理時、レコルトが保温時の数値のため、並べて比較していません。
※メニュー・モード数はシロカ「オートメニュー」、レコルトは「調理モード」と呼び方が異なります(詳細は本文で解説)。
シロカ SM-S151:12種類のオートメニューと薬膳・こうじ対応
シロカ公式サイトによると、「おうちシェフ BLENDER」SM-S151の定格容量は800mlです。HOT/COLDで容量を分けた記載は確認できませんでした。消費電力はヒーターが800W、モーターが260Wと部位別に公表されています。
オートメニューは12種類で、フローズンスムージー・スムージー・ホットスムージー・豆乳・スープ・ソース・おかゆ・薬膳・なめらか・ヨーグルト・こうじ・温めなおしが並びます。加熱温度は約90℃以上、定格時間は10分(4分間運転・2分間停止を繰り返す使用)です。
本体寸法は幅約18×奥行約15×高さ約36cm、質量は約2.5kg、電源コードの長さは約1.2mです。ブレードは8枚刃で、2025年12月3日発売の現行品です。カラーは公式にホワイトとダークグレーの2色が掲載されています。今回価格を確認したのは商品名に「SM-S151W」と入っている個体で、型番末尾と色の対応については公式に記載を確認できませんでした。
レコルト RSY-3:容量はモード別に2つ、内側はセラミックコーティング
レコルト公式サイトによると、「自動調理ポット ラージ」RSY-3の容量は、ポタージュ/ペースト・スープ・たべるスープ・おかゆ・豆乳・保温/あたための6モードで約800ml、ジュース/CLEANモードでは約1,000mlです。消費電力は加熱系モードが600W、ジュース/CLEANモードが130Wとモード別に公表されています。
調理モードは7つで、ポタージュ/ペースト・スープ・たべるスープ・おかゆ・豆乳・ジュース/CLEAN・保温/あたためです。保温機能は約80℃をキープしながら低速で撹拌し、最大30分まで追加加熱できます。おかゆ・豆乳モードは1〜12時間のタイマー設定に対応し、最小調理量は約400mlからです。
本体内側は2層仕上げのセラミックコーティング、ブレードは8枚刃にチタンコーティングを施しています。モーターは「シルキーブラシレスDCモーター」で、セット内容は本体・フタ・計量スプーン・お手入れブラシ・電源コード・専用レシピブック(全36レシピ)です。
本体寸法は幅約18.2×奥行約13.5×高さ約26.3cm、質量は約1.3kgです。定格時間・コード長・保証年数・発売時期については、公式の製品ページでは確認できませんでした。カラーはクリームホワイト(W)とナチュラルブラック(BK)の2色展開で、今回価格を確認したのはRSY-3(W)クリームホワイトです。
9.7cm・1.9倍という、110円では語れない違い
容量は「一本値」と「モード別二本立て」
シロカSM-S151は、定格容量を800mlという一つの数字で公表し、HOT/COLDを分けた記載はありません。一方レコルトRSY-3は、加熱系の6モードで約800ml、ジュース/CLEANモードで約1,000mlと、モードによって2つの数字を公式に使い分けています。
「どちらも800mlだから容量は同じ」と理解すると、実は正確ではありません。一致するのはレコルトの加熱系モードとの比較にすぎず、冷たい飲み物(ジュース・スムージー系)をレコルトでは1,000mlまで作れると公式が明記している一方、シロカは冷たいメニューの容量を分けて公表していません。冷たい飲み物を多めに作りたい場合は、この違いを踏まえて選ぶ必要があります。
800mlと1,000mlの差は200ml。人数を1人分多く用意したいときや、作り置きを少し多めに仕込みたいときに、この200mlがそのまま余裕になります。
消費電力・加熱温度・メニュー数は「測っている場面」がそもそも違う
価格差が小さいと、残りのスペックも横並びで比較したくなりますが、次の3項目は測定している部位や場面が異なるため、数字の大小だけで優劣をつけられません。
消費電力は、シロカがヒーター800W・モーター260Wと部位別に公表しているのに対し、レコルトは加熱系モード600W・ジュース/CLEANモード130Wと場面別に公表しています。片方は部位、もう片方は場面で分けているため、足し引きして比べることはできません。
加熱温度も、シロカの「約90℃以上」は調理時の数値、レコルトの「約80℃キープ」は保温時(最大30分まで追加加熱)の数値です。同じ「温度」という言葉でも、指しているタイミングが違います。
メニュー数は、シロカが「オートメニュー12種類」、レコルトが「調理モード7つ」と、そもそも呼び方が異なります。数だけを見れば12のほうが多く感じますが、シロカは薬膳・こうじ・ヨーグルトといった発酵系メニューを持ち、レコルトは【たべるスープ】で具材感を残す仕上がりを公式に明記しているなど、方向性そのものが違います。
高さは9.7cm差、幅と奥行はほぼ同じ
本体寸法を比べると、幅はシロカ約18cm・レコルト約18.2cmとほぼ同じで、奥行はシロカ約15cm・レコルト約13.5cmと1.5cmレコルトが小さい程度です。ところが高さだけは差が大きく、シロカ約36cm・レコルト約26.3cmで、9.7cmの開きがあります。
吊戸棚の下やカウンターの上段など、高さに制限のある場所に置く予定がある場合、この9.7cmは設置できるかどうかを左右する数字です。幅と奥行はほぼ横並びなので、置き場所を検討するときは高さを優先して確認しておくと失敗しにくくなります。
質量は約1.9倍、出し入れの負担に直結
質量はシロカ約2.5kg、レコルト約1.3kgで、約1.9倍(2.5kg÷1.3kg)の差があります。使うたびに棚から出し入れする場合、この差は毎回の負担として積み重なります。据え置きで使うなら影響は小さくなりますが、収納場所と調理する場所が離れている家庭では確認しておきたい数字です。

高さは9.7cm、重さは約1.9倍と、置き場所や扱いやすさに関わる数字はレコルトのほうが小さくまとまっています。ただし価格はほぼ同額なので、コンパクトさだけで選ぶ前に、使いたいメニューが両方にあるかも見比べておくとよさそうです。
レコルトは希望小売価格のまま販売中
レコルトRSY-3は希望小売価格17,930円(税込)を公式に公表しており、これは今回紹介しているショップ(ひかりTVショッピング)の実売価格と同額です。つまり、今回確認した販売店では、値引きのない定価のまま販売されている状態だと分かります。なお、シロカSM-S151の希望小売価格は公式サイトで確認できなかったため、この記事では両者の値引き幅を比較していません。
数字だけでは判断できないこと
- 仕上がりの滑らかさや味わい:どちらの実機も手元になく、この記事の内容はすべて公式サイトに載っている数値と説明をもとにしたものです。実際に調理して比べた結果ではありません。
- 消費電力・加熱温度の単純な大小比較:測定している部位や場面がシロカとレコルトで異なるため、公表値だけからどちらが省エネか、どちらがより高温かを断定することはできません。
関連記事
シロカとレコルトは、今回のスープメーカー以外のキッチン家電でも比較記事を書いています。レコルトはフードプロセッサーでパナソニックMK-K32との比較記事、シロカはコーヒーメーカーでツインバードCM-D457Bとの比較記事を公開しています。
購入前に確認しておきたいこと:レコルト公式の模倣品注意喚起
レコルトの総販売元であるウィナーズ株式会社は、公式サイトのお知らせで、Qoo10やAmazon、楽天市場において、レコルト[自動調理ポット]の名称や写真、レシピコンテンツなどが酷似した製品が確認されていると案内しています。あわせて、非正規品や不正に転売された商品も確認されており、これらは同社と一切関係がないとされています。
公式が挙げている確認ポイントのうち、楽天市場・Amazonでの購入に関わるものを抜粋すると次の通りです。
1. 商品名が「レコルト[自動調理ポット]」であるか
2. 正規のロゴが使用されているか
3. レコルト正規取扱店または公式オンラインショップで購入しているか
4. Amazonでブランド欄が「ノーブランド」と表示されている商品は模倣品
さらに公式は、模倣品・類似品・非正規品・不正転売品については、修理・部品提供・操作案内を一切行わないとも案内しています。購入したあとに操作方法が分からなくなったり、部品が壊れたりした場合のサポートに直結する話なので、購入前にこの4点を確認しておくと安心です。
なお当サイトでは、掲載している販売店それぞれが正規取扱店として登録されているかどうかまでは確認できていません。気になる場合は、購入前に公式サイトの案内とあわせてご確認ください。
保証と問い合わせ窓口:公式で確認できる範囲
シロカ公式のサポートページには、SM-S151の製品ページと「故障・修理のお問い合わせ」「お電話でのお問い合わせ」へのリンクが用意されています。取扱説明書(保証書を兼ねます)はセット内容に含まれると製品ページに記載がありますが、保証年数・電話番号・受付時間については、製品ページ・サポートページのいずれにも記載を確認できませんでした。
レコルト公式のサポート/お問い合わせページには、電話受付時間として10:00〜12:00・13:00〜16:00(土日・祝日を除く)が案内されています。保証年数についての記載は確認できませんでした。公式ページには電話番号が2つ掲載されていますが、どちらがどの用件向けの窓口かを本記事では確定できなかったため、番号の記載は控えています。
両社とも、保証年数は公式ページからは確認できませんでした。正確な保証内容・連絡先は、購入時に同梱される保証書・取扱説明書でご確認いただくか、各社の公式サイトから最新の窓口情報をご確認ください。
まとめ:110円の価格差より、容量表記と設計の違いで選ぶ
シロカSM-S151とレコルトRSY-3は、楽天市場の実売価格(2026年8月時点)で110円しか離れていません。レコルトはシロカの約1.006倍で、当サイトで比較してきた組み合わせの中でもっとも価格が近い2台です。
それでも公式スペックを並べると、容量は「一本値」と「モード別二本立て」で公表のされ方が違い、高さは9.7cm、質量は約1.9倍の開きがあります。消費電力・加熱温度・メニュー数も、それぞれ測定している部位や場面が異なるため単純比較はできません。価格がほぼ同じだからこそ、こうした公表のされ方の違いが選び方の分かれ目になります。
薬膳・こうじなど発酵系メニューや、温度帯を選べるスムージー機能を使いたいならシロカSM-S151、冷たい飲み物を一度に多めに作りたい人や、置き場所の高さ・出し入れの負担を優先したいならレコルトRSY-3、というのが公式スペックから言える分かれ目です。レコルトを検討する場合は、模倣品・非正規品への注意喚起にも購入前に目を通しておくことをおすすめします。

決め手は2つです。発酵系メニューや温度帯を選べるスムージーを使いたいならシロカ、冷たい飲み物を多めに作りたい・置き場所の高さや軽さを優先したいならレコルト。価格差はわずか110円なので、金額よりもこの機能と設計の向きで選ぶのが近道だと思います。
※本記事に記載の金額は執筆時点のものです。価格・在庫状況は変動するため、購入前に最新情報をご確認ください。
参照
この記事の仕様・価格・模倣品への注意喚起は、次の公式ページで確認できた範囲だけにもとづいています(確認日=2026年8月13日)。保証・問い合わせ窓口についても両社の公式サポートページの案内内容を反映していますが、ページのURLは一次情報に記録がなかったため下記には含めていません。最新の窓口情報は各社公式サイトからご確認ください。
- シロカ公式|おうちシェフ BLENDER SM-S151 商品ページ: https://www.siroca.co.jp/product/ouchichef-blender/
- récolte(レコルト)公式|自動調理ポット ラージ RSY-3 商品ページ: https://recolte-jp.com/products/rsy-3/
- récolte(レコルト)公式|模倣品・非正規品に関するお知らせ: https://recolte-jp.com/article/infomation2/51396/
※楽天市場の実売価格(シロカSM-S151=17,820円・コジマ楽天市場店、レコルトRSY-3=17,930円・ひかりTVショッピング、いずれも送料無料)は2026年8月13日に確認した数値です。色によって価格が異なる場合があるため、購入前に商品ページで選択中の色と金額をご確認ください。

